お金と知識

手元のお金を「つかう」「ためる」「ふやす」にわける

MoooooneY

今回はファイナンシャルプランニングの基本である、「つかう」「ためる」「ふやす」について説明していきます。

この3つを知っておくだけで、お金の使い方に差が出てきますので、よければ参考にしてみてくださいね。

もくじ

01.お金の使い方「つかう」「ためる」「ふやす」について理解する
 -①「つかう」は絶対的に必要なこと
 -②「ためる」は、今後の目標に備えておくもの
 -③「ふやす」は無理にする必要はないけど、銀行に預けていてもたまらない

02.いやでも資産運用はしたいよ!という方に向けて

01.お金の使い方「つかう」「ためる」「ふやす」について理解する

今回のメインテーマについて、こちらは順番がとても大事になってきます。

1、「つかう」

2、「ためる」

3、「ふやす」

①「つかう」は絶対的に必要なこと

地方若年の方にも参考になればと思うので、20代〜30代前後の独身Aさんという設定にします。

2019年現在の平均収入と支出で例をあげます。

Aさん収入25万ー生活費15万=残り10万

ここでいう生活費15万が「つかう」にあたります。

この中には、家賃や食費、光熱費、水道代、交際費、被服代等々、Aさんが生きていく上で必要なものが含まれます。

②「ためる」は、今後の目標に備えておくもの

さきほどのAさんの残り10万円の中から、差し引く分と考えます。

例えばAさんが、「3年後10万円かかる海外旅行する」と目標を立てたとします。

そうすると、

支出の残り10万円×予定まで3年=貯まるであろう予想30万ー海外旅行代10万=残り20万となります。

ここでいう「ためる」は今後使う予定のあることのために貯めておく分「10万円」となります。

③「ふやす」は無理にする必要はないけど、銀行に預けていてもたまらない

さきほどのAさんは海外旅行代を抜いた時3年で20万残りました。

じゃあ、その20万円分を使って資産運用しよう!というのは、絶対にやめてください。

少し冷静になると、3年後の目標の海外旅行以外にも、急に友達に誘われて飲みに行ったり、急に決まった好きなアーティストのコンサートに行ったり、恋人とうまくいって同棲するかもしれません。

そんなとき「20万貯まったし、今のところ使う予定もないから株でも買うか!」は危険すぎます。

じゃあ「ふやす」分に当てられるお金ってどんなものかというと…。
現在、銀行や手元にあるけど、10年間は確実に使わないと断言できる分の余裕金』からすることです。

とっても極端にお伝えすると、資産運用に失敗して200万円が0円になっても、今の生活に支障が出ないと思える余裕金ということになります。

よく「絶対お得ですよ」とか「若いうちに始めましょう!」のような謳い文句の保険などもありますが、資産運用を行う目的として、メリットだけのものなど絶対あり得ません。

かといって銀行に預けたままでも、今の金利は0.001%(ネット銀行はもう少し良いみたいですが)ですので、

100万円預けても利息は年で10円ほどです。

銀行に預けて利息で増やそうというのは今は難しそうですね。

余裕金がないよ!という方は「つかう」のところにあるお金を見直しましょう。
固定費はすぐに生活によって設定し直せるのでオススメです。

例えば、携帯代は今格安SIMでも充分に使えます。
私はOCNですが、毎月の携帯代は2,000円です。

そこから徐々に溜まっていった分を5、6年後に余裕金となったとき、資産運用を検討してもまだ遅くはありません。

勢いで大損した方が悲惨です。

02.いやでも資産運用はしたいよ!という方に向けて

若年の方で貯金もまだ全然ないけど将来が不安すぎる!という方には、
毎月少額から始められる個人年金保険ならやっておいてもいいかなと思います。

個人年金保険

メリット
・若いうちから始めた方が定年齢まで長いので、少額からコツコツはじめられる。
・途中解約さえしなければ、今よりも多く戻ってくる。

デメリット
・途中解約の場合、元本割れが発生する。
・設定年齢まで保険金を払い続けなければならない。
・昔よりも増える金額が減っている。
・月額払い込みだとして、最初3万→きつくなったので1万に減額→余裕が出ができてきたので3万円に戻すことができない。

個人年金保険も、そのほかの保険も月額で払うより一括で全額払った方が多少ですが安くなります。

保険を選ぶ場合は、よくよく注意事項を読んでから契約してください。

保険の知識は、また時間を見つけて書いておきますので、参考にしてください。

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