専業主婦なので、収入がありません。
今月は友人の結婚式などで出費が多く、現金を一時的に借りたいのですが、やはり無収入だと無理ですよね…?
専業主婦でもキャッシングを利用する方法はあります。
しかし、いくつか制限がありますので、一緒に確認していきましょう。
専業主婦でも可能なキャッシングはあります。
キャッシング審査の職種の欄では、会社員・派遣社員・自営業・パートアルバイト・専業主婦・その他となっていますので、配偶者に安定した収入がある場合は申し込みは可能です。
しかし、専業主婦が一人で申し込みすることはできません。
毎月の給与がない場合、どのように返済可能を証明すればよいのか…、そして申請方法はどうすればいいのか。
今回はそちらの重点を置いて、確認していきましょう。
01.専業主婦でも可能なキャッシングとは
02.配偶者貸付を利用する
―①必要書類
・配偶者の同意書
・配偶者と婚姻関係にあることを証明する書類
03.まとめ
01.専業主婦でも可能なキャッシングとは
消費者金融系のキャッシングでは、審査基準に「安定した収入がある方」と書かれていますので、申込自体できません。
しかし、キャッシングは消費者金融系だけではありません。
信販系キャッシングや銀行系カードローンが利用できます。
こちらの消費者金融系キャッシング・信販系キャッシング・銀行系カードローンの違いはあまりありません。
銀行系が審査基準が少し厳しく、金利が安いという認識で大丈夫です。
そのため、専業主婦の方でも、上記2つの内どちらかの審査が通れば、キャッシング利用が可能となります。
ちなみに、信販売系キャッシング・銀行系カードローン両方の申込条件に「本人に収入がある場合」を提示されているものは申込はできません。
「配偶者に安定した収入がある場合」という条件であることを確認して、申し込みを行ってください。
そして、こちらは配偶者の同意があってはじめて申し込むことができます。
あわせて確認しておきたいのが、信販系キャッシングは総量規制の対象になります。
そのため、クリアしなければいけない条件がいくつかありますのでご注意ください。
総量規制とは:
年収1/3以上の借り入れができないという規制になります。
02.配偶者貸付を利用する
配偶者貸付とは、なんだろう?と思う方も多くいらっしゃると思います。
ちなみに、消費者金融系キャッシング・信販系キャッシングには、総量規制があり、年収1/3以上は借入できなくなっています。
しかし、その場合無収入の専業主婦は一切借り入れできなくなってしまいます。
そのため、配偶者貸付では、
夫婦で収入を合計し、それを年収と定めることになりました。
つまり、夫が年収300万円の場合、
妻が0円だとしたら合計年収は300万円です。
そして借りられる金額上限は
合計年収1/3の夫婦で100万円ということになります。
配偶者貸付とは:
夫婦で収入を合計し、それを年収と定める。
借りられる金額上限は夫婦で合計年収1/3となる。
こちらの配偶者貸付制度を利用するために、必要書類が2つあります。
①必要書類
配偶者貸付制度に必要な書類:
・配偶者の同意書
・配偶者と婚姻関係にあることを証明する書類
・配偶者の同意書
→夫婦で年収を合計することになりますので、お互いの信頼が必要です。
そのため、口頭での約束だけではなく、実際に書類で同意を表す必要があります。
・配偶者と婚姻関係にあることを証明する書類
→配偶者貸付は、夫婦での合計になるため、他人と年収を合計することができません。
そのため、実際に婚姻関係にあるという証明が必要になります。
婚姻関係を証明する書類は市区町村役場で取得可能です。
03.まとめ
専業主婦でもキャッシング利用はできますが、実際のところ配偶者の収入から返済になるケースが多いので、必要書類が必要になります。
ですので、専業主婦が一人でこっそりキャッシングを利用することはできませんので、ご注意ください。
夫婦で話し合って、計画的にキャッシングを利用してください。