親のクレジットカードの家族会員としてクレジットカードを持ちたいと思っているんだけど、メリットとデメリットってなにがあるのか詳しく教えて!
メリットとしては、基本的に無審査でクレジットカードを作ることができたり、年会費無料の場合があったり、さまざまです。
デメリットとしては、本会員の利用限度額内となり、利用明細書が本会員に送付されたりと、家族に「何にカードを利用したのか」が一目瞭然でわかってしまいます。
大体のクレジットカードには、生計が同一の家族がもてる家族カードというオプションがつけられています。
そして一般的なクレジットカードと同じように使うことが可能です。
しかし、質問の通り、メリットだけではなく、デメリットもありますので、詳しく説明させていただきます。
家族カードは無審査カードとも呼ばれていますが、審査に通らない場合もあります。詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

01.家族カードのメリット
02.家族カードのデメリット
03.まとめ
01.家族カードのメリット
家族にクレジットカードを持っていれば、家族カードとして一緒にクレジットカードを持つことは可能です。
しかし、家族カードと名前がついておりますので、家族にまつわるメリットやデメリットがあります。
まずはメリットから見ていきましょう!
①基本的にはクレジットカード審査がない
②年会費無料でカードが持てる
③本会員(家族)が利用金額の支払いを行う
④本会員(家族)とのポイント合算ができる
⑤本会員(家族)の付帯サービスが利用可能
①基本的にはクレジットカード審査がない
家族カードの申込者はクレジットカード審査を受けません。
そのため、例えば学生で収入がなかった場合でも家族カードであれば持つことが可能です。
家族カードを申し込む場合は、本会員(家族)に支払い能力があるのか、再度審査されることになります。
②年会費無料でカードが持てる
本会員(家族)の持っているクレジットカードが年会費無料の場合、そのオプションとなりますので、家族カードも年会費が無料になります。
※有料の場合もありますので、要確認ください。
③本会員(家族)が利用金額の支払いを行う
審査と同様に、本会員(家族)のオプションで家族カードを発行していますので、利用金額については、本会員の設定している支払い口座から合算での引き落としになります。
そのため、家族カード利用者は別で支払いは発生いたしません。
④本会員(家族)とのポイント合算ができる
本会員(家族)に紐づいているクレジットカードとなるため、本会員のクレジットカードと家族カードのポイントを合算することができます。
⑤本会員(家族)の付帯サービスが利用可能
上記と同様になりますが、本会員(家族)に紐づいているクレジットカードとなるため、家族カード利用者も各種保険や、サービスを受けられる場合があります。
※適応されない場合もありますので、要確認ください。
02.家族カードのデメリット
次に、家族カードを持っていることで、気になることやデメリットについて確認していきましょう。
①本会員(家族)の利用限度額よりも多く使うことができない
②本会員(家族)の口座から利用金額が合算されて引き落とされる
③本会員(家族)へ家族カードの利用明細が送付される
④新規入会ポイントがもらえない
①本会員(家族)の利用限度額よりも多く使うことができない
本会員(家族)のクレジットカードのオプションとして家族カードが作られていますので、本会員が設定した利用限度額の中でしか使うことができません。
つまり、本会員の利用限度額が100万円だった場合、本会員が80万円利用していた時、家族カードの利用限度額は20万円となります。
②本会員(家族)の口座から利用金額が合算されて引き落とされる
メリットと重複しますが、デメリットでもあります。
本会員(家族)に支払い責任があるため、家族カードを利用して買ったものなどはすべて本会員が支払うことになります。
家族間でもめ事が起きないように、カード利用は慎重に行いましょう。
③本会員(家族)へ家族カードの利用明細が送付される
②利用金額が合算される。と同様ですが、家族カードを利用して得たものやサービスが本会員に知られてしまいます。
意識して買い物をするようにしましょう。
④新規入会ポイントがもらえない
さまざまなクレジットカード会社で、新規加入サービスと称して、ポイント還元5000円分!などとうたわれていますが、家族カードを発行しても新規加入ではないため、ポイントを受け取ることはできません。
03.まとめ
家族カードとは、あくまで本会員(家族)のオプションのカードになりますので、本会員が管理するカードとなります。
そのため、自分勝手に利用してしまうと後々バレて大変なことになってしまいますので、本会員と利用方法についてよく相談されてから申し込むようにしてください。
少しでも参考になれば幸いです。